【Switch】獅子王の伝説【レビュー】
サッと手軽に辛い気持ちになれる!(誉め言葉)短編RPG!
サクサク進むがヌルイわけではない。ライバルはレンタルビデオかな。
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公式サイト:https://www.kemco.jp/sp/games/shishi/ja/
ジャンル:短編RPG
発売日:2019年7月18日
プレイ時間:約3時間
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クリアのよろこびを、すべてのひとに。
メーカーのケムコは、多数の2DRPGをスマホ中心に展開しているメーカーです。
そう思うとなかなかバシっとくるコピーですね。
売り文句の通りで、3時間ほどで終わる短編RPG。
公式ページでは、躓いたり迷ったりもしないのが売りとしています。
オープニング直後。
見た目はオーソドックスなRPG、というか、
ほぼドラクエです。移動音とか。
画面左上では「今すべきこと」が常に表示されており、
ほとんどの場面で全体マップも見られます。
スクショは撮り忘れましたが、進むべき道順を示すことすらできます。
ここまで至れり尽くせりだと、「全く考えなくても進む作品はゲームと呼べるか」という実験ではとすら思えてきます。
戦闘は少し変わってる
見た目はドラクエ的ですが、HPがパーティ全体で共有という点が変わっています。
つまり、「一匹倒した」という状況が発生しないということになります。
これは面白いアイディアですね。
戦闘も基本的にはサクサク進みます。
でも、意外と戦闘スピードはゆっくりだなという印象でした。
バランスは案外歯ごたえがあっていい感じです。
負けてもリトライはすぐにできるし、
道端に時折落ちている星を使えば全快再スタートできます。
この星は宝箱を開けたりするのにも使えます。
ストーリーのためにあるゲーム
3時間程度で終わる内容、かつファンタジー世界ということを考えるとよく出来たシナリオだと思います。
まぁどちらかというと絵本とか昔ばなしっぽいイメージですね。
僕も大好きなADV「レイジングループ」のシナリオライターである、あんひびあん氏も携わっているようです。
中身については何もいうまい。短いのでちょっとでも語ったら推察出来てしまいそう。
実際、面白いの?
お話は好きな方でした。
戦闘はほぼ作業でしたね。もともとドラクエ系の戦闘は好きではないのですが。
RPGに置ける「冒険感」とか「ワクワク」、「レベルアップの実感」みたいなのはほぼ無いですね。
実はそれがゲームの大事な点では?と思ってしまいました。
ラスボス戦は結構厳しいバランスで、勝ったときにいくらか達成感はありましたが、
どちらかというとそれまでのスムーズさからむしろ億劫に感じてしまいました。
プレイ感は悪くないので、レンタルビデオの代わりには良いかもしれません。
ただ、ちょっと操作がスイッチ用にチューニング仕切れてないのか、Aボタンを押す度に何もなくても音が鳴ったり、買い物の操作が分かりづらかったりしたのは欠点だと思います。
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点数評価:64点